千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

【サンシャイン水族館】フィリピンホカケトカゲ

<>編集履歴> 2024年3月18日公開 フィリピンホカケトカゲHydrosaurus pustulatusは、その名の通りフィリピンやインドネシアに分布している。詳細はWikipediaでも読んでください。 サンシャイン水族館を訪れたのは北風の吹き荒れる1月末のこと。だけど館内は暖…

ハタゴイソギンチャク(?)

<編集履歴> 2024年3月17日公開 千葉県南端の館山周辺には海流の影響もあって、暖海性(亜熱帯性/熱帯性)の生物が見られることが多い。たまたま流れてきて目に入ったというだけ(冬季には死滅する)という生物から、温暖化の影響もあって居ついてしまったと…

ロウバイ

<編集履歴> 2024年01月31日公開 袖ケ浦市周辺では12月中頃から3月初旬頃の間、葉の落ちた枝に多数の黄色い花をつける中国原産の落葉樹。ほとんどは民家の庭先に1本2本植えられている程度なので、シーズン中は植えてあるお宅の前を通るように散歩コースを微調…

ウメ

<編集履歴> 2024年01月31日公開 春の訪れを告げるウメの花・・・と書くと、いくらか語弊があるかな。 袖ケ浦市周辺でウメの花が開花するのは、おおむね1月10日前後からの"極寒期"(おおげさな!)で、2月末頃まではチョイトした高台や低い山の中など、どこかで…

スイセン

<編集履歴> 2024年01月30日公開 内房エリアでは12月中旬ごろから2月初旬ごろまで、各地で白いスイセンの花を見ることができる。もちろん黄色いスイセンもあるのだが、メインは「白いスイセン」だ。観光資源として力を入れているのは鋸南町のJR保田駅周辺、「…

C-130輸送機

<編集履歴> 2024年1月26日公開 アメリカのロッキード社製の四発輸送機C-130ハーキュリーズはベトナム戦争以前の1954年8月23日に原型機(2号機)が初飛行して以来、次々にバージョンを更新しながら、基本的な外形(見た目)は変わらないままで飛び続けている…

【サンシャイン水族館】空飛ぶペンギン

<編集履歴> 2024年1月26日公開 流氷の上を群れをなして飛んでいくペンギンの姿を紹介したBBC制作のショートストーリー(2008年4月1日放映)は、ボクのお気に入りの作品の一つだ。細かい説明は野暮ったいので省略します。気になる方はyoutubeで眺めて、ニヤけ…

花火

<編集履歴> 2024年1月25日公開 千葉県木更津市の木更津港では例年8月15日に花火大会を開催している。ここ数年はコロナ禍の影響で中止されたこともあった。その後は費用や交通整理の観点から、日程をズラして縮小することも検討されているようだ。 15年以上前…

ホンソメワケベラ

<編集履歴> 2024年1月25日公開 ホンソメワケベラLabroides dimidiatusは全長10cm程度の細長い魚。大型魚の周囲を突っつくようにして体表に付く寄生虫などを食べる「掃除魚」として有名だ。水族館では暖海に棲む魚の展示水槽やウツボの展示水槽に入れられるこ…

ツクシとスギナ

<編集履歴> 2023年12月28日公開 春の土手や野原に生えてくるツクシ(土筆、筆頭菜)はスギナ Equisetum arvense(杉菜)の胞子茎のことであり、生物学的には「ツクシ」という植物は存在しない。スギナはシダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属スギナで…

リニア鉄道館

<編集履歴> 2023年12月26日公開 博物館の展示物を撮ることを目的として訪問する場合、できるだけ平日に訪問して、撮影した絵の中に人が入らないようにしている。ここではJR東海の鉄道博物館”リニア”鉄道館"を訪問して「こんな写真を撮ってきたよ」というご紹…

381系特急「やくも」

<編集履歴> 2023年12月24日公開、2024年3月17日見直し更新(第1回目、写真追加) 岡山から伯備線を走り抜け、米子/出雲市を結ぶ381系特急「やくも」。2024年4月には新型車両が投入され、381系は引退する予定だ。「これだけ」であれば、ワザワザ撮りに行くこ…

【九州国立博物館】特別展 古代メキシコ

<編集履歴> 2023年12月24日公開 福岡県の九州国立博物館では2023年10月3日(火)~12月10日(日)まで、特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」を開催していた。私好みの展示品であったので、11月7に訪問してきた。展示品のいくつかをご紹介…

姫路城

<編集履歴> 2023年12月15日公開 千葉から青春18きっぷを使い、普通列車で西に移動すると、米子、岩国、徳島辺りまで一日で行くことができる。長時間列車に揺られているのもしんどいので、ときどき途中下車しては1~2時間程度の”観光”を楽しんだり、一日の行…

2023年シーズンはお休みでした

<編集履歴> 2023年12月15日公開、2023年12月16日見直し更新(第1回目、字句表現等の見直し実施) 2023年6月半ばごろに「本を出版しよう!」という企画があり、それに乗ってしまいました。おかげさまで11月21日には「日本で見られる保存機・展示機ガイドブッ…

ホシホウジャク

<編集履歴> 2023年09月24日公開 ホバリング(空中静止)しながら蜜を吸う体長35mm程度のスズメガの仲間。 色あいからどうやらホシホウジャクMacroglossum pyrrhostictaのようだ。過去にも何度か目にしているが、近寄って撮影可能な条件で見たのは初めてのこ…

シンガポールで見た生物

<編集履歴> 2023年9月23日公開 シンガポールの街中では衛生対策が進んでいるためか「東南アジアなのに」病原体の媒介するような蚊などの小さな虫をほとんど目にしない。虫がいなければそれを捕食するクモやトカゲなどの肉食性の生物も「あまり」目にしない。…

【雑談】「千葉の昆虫図鑑」のナナフシの記載について

<編集履歴> 2023年7月19日公開 先日、千葉駅近くの本屋で2023年6月発行の「千葉の昆虫図鑑」をチョイト立ち読み。これは図書館で購入してもらうべく、リクエストを出しておこう! さて、この本の中の「ナナフシ」の写真には「ナナフシモドキともいわれる」と…

モリアオガエルの卵

<編集履歴> 2023年7月14日公開 日本固有種のモリアオガエルは茨城県を除く本種と佐渡島に分布するという。内房エリアだと確か冨浦あたりの公園の池の上に卵を産み付けることが幾分知られているかと思うが、私自身は袖ケ浦市内や内房エリアではカエル本体も卵…

ナナフシモドキ(その4、総括的まとめと2023年以降の話)

<編集履歴> 2023年6月26日公開、2024年4月11日見直し更新(第3回目、2024年初目撃事例を追加) 【はじめに】 2022年のシーズン末に「特別な事情が無い限りは、(過去3年間に沢山写真撮影したので)もう撮らない」と宣言したナナフシモドキ。本記事は2020年シ…

袖ケ浦市のナナフシ(総論)

<編集履歴> 2023年6月26日公開、2023年6月28日見直し更新(第1回、記事内容見直し追記) 日本国内、主に本州以南にて数種類の存在が確認されているナナフシだが、私の住んでいる千葉県袖ケ浦市内ではこれまでにナナフシモドキ、ニホントビナナフシ、トゲナナ…

ミミズ

<編集履歴> 2023年6月17日公開 もくもくと大地を耕し続ける生物ミミズ。ウンチクを何か書こうかと思い、Wikipediaを見たらやたら詳しい解説が掲載されていたのでこちらへ誘導する。まぁ、毎度のコトだが。 ・Wikipediaはこちら;ミミズ - Wikipedia 国内に何…

ベンケイガニ

<編集履歴> 2023年6月16日公開、2023年6月23日見直し更新(第1回目、文章見直し) ベンケイガニはWikipediaによると「ベンケイガニ科のカニの一種でインド太平洋沿岸の熱帯・温帯域に広く分布しており、日本国内では男鹿半島と房総半島以南で見られる。川辺の…

アカテガニ

<編集履歴> 2023年6月15日公開 アカテガニはベンケイガニ科のカニで中国東部、台湾、朝鮮半島、日本列島に分布する。日本国内では本州から南西諸島まで、海岸や川辺の岩場、土手、石垣、森林、湿地等に生息する。カニの中でも乾燥によく適応した種類で結構水…

オニヤンマ

<編集履歴> 2023年6月14日公開 日本国内で最大のトンボ、オニヤンマ。 これを捕まえることは子供のころからの夢でしたね。 銚子電鉄に乗っていると途中の駅でオニヤンマが”無賃乗車”してきた。夏休みということもあってそこそこに観光客が乗っており、「黒く…

コシアキトンボ

<編集履歴> 2023年6月13日公開 コシアキトンボPseudothemis zonataは東南アジアから東アジアに広く分布しているが、北海道にはいないという。・・ということで袖ケ浦市内ではそこそこ目にしているトンボだ。成熟したオスは腹部の付け根が白色となり、とても目…

ミヤマクワガタ

<編集履歴> 2023年06月13日公開 ミヤマクワガタは北海道の海岸で採れる。 2022年7月25日、JR函館本線長万部駅で列車を乗換えるための待ち時間に海岸まで行ってみた。一月ほど前の6月11日に来た時にはタコノマクラの殻が多数打ち上げらていたので、その後どう…

アサギマダラ

<編集履歴> 2023年6月11日公開 最初に書いておくけれど、私はアサギマダラを千葉県袖ケ浦市内ではまだ見たことがない。また、これまでに皆様にお見せできる程度のクオリティで撮影できたものは紹介する一枚だけだ。いつの日か、もっとお見せできる写真が撮れ…

シブイロカヤキリ

<編集履歴> 2023年6月11日公開 全長が50mm前後のクサキリ/カヤキリ/クビキリギスあたりの分類は(見慣れていないこともあって)苦手だ。おおむね「目の大きさ」と「目野先端から鼻先までの長さ」の比を比べ、また顔が黒っぽいかどうか、大顎の色が黒か赤(…

セセリチョウの仲間

<編集履歴> 2023年6月10日公開、2023年6月11日見直し更新(第1回目、記載内容見直し) セセリチョウの仲間とはチョウ目セセリチョウ上科セセリチョウ科に分類される12~15mm程度の小型のチョウの総称で「**セセリ」という標準和名が付けられている(「**…