<編集履歴> 2020年9月25日公開、2022年5月28日 見直し更新(第2回目、引退に伴い記事中の字句表現などなど見直し、写真も追加)
札幌市内を走っていた1961年製造のM101号車。ボク好みの古い車両でしたが、2021年10月31日をもって引退しました。引退直前に何度か現地を訪れましたので、その際のショットをご紹介します。
写真1 札幌市内を走るM101号車。2019年2月27日撮影
札幌市電の営業車を製造年順に並べるとM101号車は中央よりやや古いあたりに位置する。もっと古い車両が何両も走っているのだが、これらの旧型車両は集電装置をオリジナルのビューゲルからシングルアームの新型パンタグラフに換装されたうえに綺麗に塗装されており、まるで新型車のように見える(あくまで外観はネ)。このため、あまり積極的に撮る気がしないのだな。
写真2 この211号車はM101号車より3年古い1958年製。2019年2月27日撮影
2019年2月の撮影後には「寒いし、濡れるし、雪の中の撮影はもう嫌だ!」とぼやいていたが、翌年には再び雪の中を走るM101号車の写真を撮りに行っても良いかと思うようになっていた。そして2020年12月19日に再訪したのだが、当日はお目当てのM101号車はお休みであった。残念っ!
写真3 停留所にて。2019年2月27日撮影
「ま、いいか・・・」と考えていたが、営業終了予定が報道されるとやはりもう一度という気になってきた。なんとか都合をつけて営業運転終了3日前に現地を訪問し、曇りのち小雨という天気の中で最後の撮影をしてきたのでした。
写真4 営業運転終了3日前に訪問し、小雨が降る中で最後の姿を撮影。2021年10月28日撮影
以上