<編集履歴> 2020年03月24日公開、2021年04月17日 見直し更新(第6回目、写真5と6を追加)
二ホンアカガエルRana japonicaは袖ケ浦市周辺でよく見られるカエルだ。2月初旬ごろに産卵をして、2月中旬ごろにはふ化している。ヒキガエルやアマガエルほど水場から遠い場所では見られないが、湿った落ち葉が積もっていれば、かなり遠くまで(30~50mくらい)は移動しているように思える。
写真1 二ホンアカガエル。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。内蔵ストロボ使用、手持ち撮影、トリミングあり。2020年6月18日、千葉県袖ケ浦市
写真2 上の写真1とほぼ同じアングルで撮影した別個体。模様の違いのほか、撮影条件や画像処理の違いで色具合が異なることを確認していただければと思う。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/100秒, f=8.0。内蔵ストロボ使用、手持ち撮影、トリミングあり。2020年10月5日、千葉県袖ケ浦市
写真3 写真1と同一個体を別な角度から。カエルも少し移動している。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。内蔵ストロボ使用、手持ち撮影、トリミングあり。2020年6月18日、千葉県袖ケ浦市
写真4 2020年5月下旬、内房線岩井駅周辺の田んぼのあぜ道にはオタマジャクシからカエルになったばかりの体長1㎝程度のアカガエルが沢山いた。ゆっくりゆっくり近づいて、コンパクトデジカメの接写モードで撮影。これを見ていた近所のおじさん「昔は赤いお腹のイモリも沢山いたのだけれどねぇ、農薬でみんな死んでしまった・・・」と寂し気に話してくれました。袖ケ浦市でも同様です。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/1500秒、 f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年5月24日、千葉県 岩井駅付近の田んぼにて。
写真5 袖ヶ浦市では2月中旬にはアカガエルの産卵は終わっており、さらには日向の暖かい場所ではオタマジャクシになっていました。卵塊は産卵後7日くらいなら手ですくい上げた時の崩れ方でニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのかが判るそうですが、もう判りません。ニホンアカガエルとしておきます。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO200, 1/200秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2021年2月19日、千葉県袖ケ浦市椎の森公園
写真6 上記写真5と同じ日に撮影したオタマジャクシ。ニホンアカガエルとしておきます。ヒキガエルのオタマジャクシが真っ黒なのに対して「濃い焦げ茶色」という感じの色合いをしています。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO200, 1/200秒, f=9.0。手持ち撮影、トリミングあり。2021年2月19日、千葉県袖ケ浦市椎の森公園
以上