千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

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アメフラシ

 内房の磯ならどこでも見られるアメフラシAplysia kurodaiだが、じっくり観察すると本種の他にアマクサアメフラシ、ミドリアメフラシタツナミガイの3種類程度が生息しているようだ。いずれも3月ごろから1~3cm程度の個体が姿を現し始め、4月後半~6月頃には産卵している模様。

 アメフラシは6月頃に見られる大きな個体の中には海中で25cmを超えるものもいる。写真で示す通り、茶褐色の地色に白い斑点が無数についている。つついたり持ち上げたりすると紫汁腺とよばれる器官から粘りのある紫色の液体を出す。Wikipediaをみると白色やら赤色の色もあるようだが、私自身は「紫色」以外の表現の液色は見たことがない。卵塊は黄色糸状のものをグシャグシャと丸めたような形をしており、海素麺(うみそうめん)と呼ばれる。

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写真1 上から見た10cm程度のアメフラシPentax Optio WG-1, ISO400, 1/1250sec. f=4.2。手持ち撮影、トリミングあり。2020年3月26日、千葉県浜金谷駅周辺

 

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写真2 正面斜め前から見た15cm程度のアメフラシPentax Optio WG-1, ISO400, 1/1250sec. f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2021年4月28日、千葉県浜金谷駅周辺

 

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写真3 アメフラシの卵塊。卵塊の直径は5~6cmPentax程度、「そうめん」の太さ(直径)は0.8~1.2mm程度。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/1250sec. f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年4月25日、千葉県浜金谷駅周辺

 

以上

編集履歴

2020年11月02日 公開

2021年05月07日 見直し更新(第2回目、「アメフラシ」からミドリアメフラシを分離独立させた。)