袖ケ浦市の図書館にあった本や、袖ケ浦駅近くの古本屋(B●●k●FF)で、購入した本などを紹介してみましょう。なおテーマ別(ヘビとかセミとか)に分類できる本はそれぞれのテーマごとの記事の中にて紹介します。
ということで、ここでは総括的な話が多くなるかな・・・。
【ベントスの多様性に学ぶ 海岸動物の生態学入門】
日本ベントス学会編、海文堂2020年。
「ベントス」とは底生生物の総称。エビ、カニ、貝、ヌメヌメした生物などなどのこと。主に2000年以降に発表された文献等を元にしてまとめられている。図表や挿絵も多く、「チョット高度な一般書」だけれど「大学専門分野の基礎レベルでの教科書」として使える内容ですね。巻末にある18ページにおよぶ引用文献集(500報を超える)は「使えます!」。袖ケ浦市の図書館に所蔵。(2021年01月12日)
【イモムシハンドブック1~3】
安田守著、株式会社文一総合出版(1巻は2010年出版)。1,400円+税。
全カラー写真でイモムシ・毛虫が紹介されてます。同定に必須。
【イモムシの教科書】
安田守著、株式会社文一総合出版2019年。1,800円+税。
イモムシ・毛虫に関する基礎知識満載の読み物。イモムシハンドブックの著者の筆なので、「これはきっと!」と手に取ったが、期待通りの内容でした。
その他
イカ・タコに関しては奥谷 喬司センセイの著書は一通り。東京水産大時代(1980年代半ばごろ)、センセイはいつもにこやかに楽しそうに講義をされていたが「笑って落とす」と学生達に恐れられた存在だった。個人的にはいろいろとお世話になりました。
以上
2021年01月12日 公開
2021年09月02日 見直し更新(第4回目、ウミウシの図鑑の話を別記事に移動)