<編集履歴> 2021年01月12日公開
砂地に住むヒトデ、モミジガイAstropecten scoparius。
「砂地にいる」ということは判っていたけれど、夜明けや夕暮れ時が活動時間帯ということもあって、これまで生きている個体は見つけたことは無かった。しかし2020年6月の大潮の際、上げ潮時(曇天の午前10時ごろ)になって波打ち際の砂地に複数の個体が姿を見せているトコロを見つけた。砂に潜っている個体が姿を現す上げ潮時が見つけるチャンスなのだろうか。また砂に潜っている時には貝の水管やカニの穴のような目印がないので、熊手で引っ掻き回すしか見つける方法がないのだろうか?残念ながら2020年のシーズンにはこれ以降、大潮の際に浜に行くことはなく、この「仮説」を確認するには至っていない。
写真1 上げ潮時の砂浜に姿を現した輻長5cm程度のモミジガイ。水深1~2cm程度。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/500秒、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年6月7日、千葉県上総湊駅周辺
写真2 上げ潮時の砂浜に姿を現した輻長6~7cm程度のモミジガイと同4cm程度の個体。小型の個体は2mほど離れたところにいたものを拾って並べて撮影した。一種の「やらせ写真」だな、これは。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/800秒、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年6月6日、千葉県上総湊駅周辺
注:ヒトデの大きさは「輻長」(ふくちょう、中心から腕の先までの長さ)で表します。
以上