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海上自衛隊のUH-60J救難ヘリコプター

<編集履歴> 2021年01月29日公開、2023年5月6日見直し更新(第1回目、文書見直し実施)

 

 海上自衛隊の救難ヘリコプターUH-60Jは19機が調達され、青森県大湊航空基地、千葉県館山航空基地、長崎県大村航空基地、鹿児島県鹿屋航空基地などへと配備されていた。しかし老朽化による用途廃止が進み、2023年3月末時点で残るのは東京都硫黄島航空基地に配備されている4機程度となっている。これらの機体は通常は私たちの目に触れることは無い(硫黄島は一般人は入島できない)。名古屋小牧空港に隣接する三菱重工の工場で定期点検整備を行っていたため、ここでも目にすることができたのだが、その整備事業も終わり、あとは自然減を待つだけの状態となっている。

 自衛隊は航空救難ヘリコプターの運用を航空自衛隊に一本化する計画を進めているが、その整備が間に合わないため本機の後継機としてSH-60K哨戒ヘリコプターを「救難仕様」に一時的に改造して使用する予定であり、その1号機は2023年度中に進空するものと考えている。

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写真1 編隊離陸したUH-60J。EOS40D, EF400mmF5.6L USM, ISO100, 1/500秒、f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2009年5月31日、館山航空基地公開イベントにて 

 

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写真2  要救護者近くに救難員を降下させる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO100, 1/500秒、f=9.0。手持ち撮影、トリミングなし。2016年7月30日、館山航空基地公開イベントにて 

 

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写真3 要救助者を吊上げる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO100, 1/320秒、f=10。手持ち撮影、トリミングあり。2019年7月27日、館山航空基地公開イベントにて

 

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写真4 帰投したらシャワーで塩分を十分に洗い流す。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO100, 1/320秒、f=9.0。手持ち撮影、トリミングあり。2019年7月27日、館山航空基地公開イベントにて

以上