千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

マナマコ

 内房の磯ではいくつか色や形の異なるナマコを見つけることができる。

 ナマコ類の分類を正確に行うには、採取した個体をアルカリで煮溶かしたうえで顕微鏡で骨片の形を確認するのだそうだ。とても一般人にはできないやり方なので、見た目とネット上で探した画像が同じなら”同じ種類(同じ名前)”として本Blogでは紹介する(他のナマコの記事も同様です)。

 明らかに違うなと思われましたら、コメントいただければ幸いです。

 

 さて、食用となるマナマコは体色によって「アカナマコ」「アオナマコ」「クロナマコ」と称されて流通している。体表に大きな突起(イボ)があったり無かったりするが、外形の違いによる呼称の差は無いようだ。ネット上の写真を見ると「ホントにこれらが同じマナマコなの?」と思うくらいに変化に富んでいる。ついでに書いておくと「流通上の名称であるクロナマコ(すなわちマナマコの黒色種)」と「生物学上の分類であるクロナマコ」は別物だ。

 ネット上の写真を見て、「コイツはマナマコに違いない」と勝手に決めつけた個体をここに紹介しよう。その大きさは数㎝から、せいぜい10㎝程度だ。のんびりしている時には伸びているし、うっかり触った時などには縮んでしまうので、あくまで参考程度と捉えて欲しい。

 

写真1のマナマコは私自身が内房のタイドプールで見つけたマナマコの中では最大級の大きさの個体で撮影時には12㎝くらいの大きさだった。

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写真1 撮影時は12cm程度だったマナマコ。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/400sec.、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年3月26日、千葉県浜金谷、水深10㎝程度

 

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写真2 こちらは撮影時には8㎝程度のマナマコ。Pentax Optio WG-1, ISO200, 1/500sec., f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年5月22日、千葉県浜金谷、水深20㎝程度

 

 写真3-4で紹介する個体は見た目から「黒色のマナマコ?」としておく。黒色の地で突起の先端が白いことが特徴で撮影時には8~10㎝程度の大きさだった。ちなみに撮影は出来なかったが、2020年5月24日には内房の岩井付近の岩礁帯では直径3㎝、長さ25㎝程度の「細長い黒いナマコ」を見つけたことがある。

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 写真3 マナマコの黒色体か? Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/320sec., f=4.2。手持ち撮影、トリミングあり。2020年3月26日、千葉県浜金谷、水深10㎝程度

 

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 写真4 上の写真3と同一個体。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/80sec., f=3.5。手持ち撮影、トリミングあり。2020年3月26日、千葉県浜金谷、水深10㎝程度 

 

【参考】

海の生き物もの観察ノートNo.13「ヒトデ・ウニ・ナマコを観察しよう」千葉中央博物館分館海の博物館編

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/UMIHAKU/contents/1521849666827/simple/No13.pdf

 

以上

編集履歴

2020年03月19日 公開

2021年05月19日 見直し更新(第7回目、参考を追加)