日本のカミキリムシハンドブック(斉藤博著、文一総合出版、2009)によるとラミーカミキリは江戸時代に栽培用として長崎県に持ち込まれたイラクサ科ラミーと共に侵入した国外外来種だ。現在、日本海側では福井県、太平洋側では千葉県の沿岸部で普通に見られると名指しで生息域として紹介されている。
薄青い地い色に黒の斑点という目立つ色合いであることもあって、小さなカミキリながら比較的よく目にしている。
写真1 薄青い地に黒い斑点のある10~13mm程度のラミーカミキリムシ。外来種だ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/100sec., f=9.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年6月9日、千葉県袖ケ浦市蔵波
写真2 写真1と同じ場所にいた他のラミーカミキリムシ。大きさは10~13mm程度。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125sec., f=10.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年6月9日、千葉県袖ケ浦市蔵波
以上
【編集履歴】
2021年06月09日 同定せずに「カミキリムシ」として公開
2021年09月17日 見直し更新(第1回目、ラミーカミキリムシと同定して独立記事にした)