千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ジャノメチョウの仲間

<編集履歴> 2021年6月12日公開、2022年7月14日見直し更新(第2回目、写真追加)

 

 翅にいくつかの目のような紋様のあるタテハチョウ科のジャノメチョウ(ここでは一般名をいう)。タテハチョウの仲間で左右の前脚が退化して短く折りたたまれているため、通常は見えず「四本脚の蝶」のように見えるのが特徴です。 袖ケ浦市にはどのくらいの種類がいるのか、過去の生物調査の結果を図書館で調べても良いのだけれど、そもそも「周辺で”見られる・撮影できる”ジャノメチョウ」がどのくらいいるのか、また自分で分類・同定できるのかも分からない。「蛇の目」の位置、数、大きさ、その他の紋様などで分類しますが、当面の間はジャノメチョウの仲間を全てこの記事でまとめ、「適度な数の写真が集まったのちに」種名ごとの記事として分割しようと思っている。

ヒカゲチョウLethe sicelis】

写真1 ヒカゲチョウと思われる個体。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=9.0。手持ち撮影、トリミングあり。2021年6月19日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

【コジャノメMycalesis francisca】

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写真2 コジャノメと思われる個体。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年5月16日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

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写真3 コジャノメは通常はこのように翅を閉じて止まっていることが多いように思う。脚が四本しか見えないのがタテハチョウ科の特徴だ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/25秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年5月20日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

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写真4 これもコジャノメだろうか。目の紋様脇の白筋が写真2よりもハッキリとしている。図鑑等で良く確認する必要がある。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年5月20日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

【ヒメウラナミジャノメYpthima argus】

写真5~8 ヒメウラナミジャノメは感覚的には上で紹介したコジャノメより一回り小さいジャノメチョウだ(ただし捕まえて自ら計測したことは無い)。こちらは翅を開いたまま止まっていたり、閉じて止まっていたりと様々だ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年5月6日、千葉県袖ケ浦市久保田

以上