千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

クマノアシツキ

 これは環形動物門 Annelida、多毛綱 Polychaeta、ハボウキゴカイ目 Flabelligerida、クマノアシツキ科 Arcocirridae、クマノアシツキ属 Chaetopterus、クマノアシツキ Chaetopterus cautusである。簡単に言えばゴカイの一種だな。

 日本各地の浅海の転石の下に住む5cm程度の生物で色は淡褐色から黒褐色。頭部に一対の触手と4対の感触器を持ち、せわしなく頭部を振りながら、そこそこの速度で這いずり回る。このためボクの持つカメラの接写モードではピントを合わせる前にフレームから外れてしまうことが多い。よく見かけるけれど、なかなか良い写真が撮れない生物の一つである。図鑑等には日本各地に生息すると書かれているが、内房では浜金谷以北では見つけたことが無い。

 本種の詳しいハナシはGoogle大先生に伺っていただきたい。

※注意事項:以下に紹介する写真はいずれも干潮時に海底の岩をひっくり返し、見つけた個体をつついて撮影しやすい場所まで追い立てたうえで撮影したものだ。一種の「やらせ写真」であることをお断りしておく。

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写真1 Pentax Optio WG-1、ISO400、1/1,500sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年6月12日、千葉県浜金谷駅周辺。

 

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写真2 写真1と同じ個体。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/800sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年6月12日、千葉県浜金谷駅周辺。

 

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写真3 写真1,2とは別な個体。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/1,500sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年5月14日、千葉県浜金谷駅周辺。

 

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写真4 写真3と同じ個体を手の上に載せて撮影。普通の状態で全長45-55mm程度の個体。胴体幅2.0-3.0mm程度、一対の触手は伸ばした時に5-7mm程度、4対の感触器は普通で3mm程度だった。伸びたり縮んだりで差が大きいので参考まで。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/1,500sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年5月14日、千葉県浜金谷駅周辺。

 

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写真5 普通の状態で全長30-45mm程度の個体。胴体幅は1mm程度。体内に砂粒が多数見られる。砂ごと丸のみにして砂に付着した有機物を消化しているのだろう。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/1,500sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年6月12日、千葉県浜金谷駅周辺。 

 

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写真6 写真5と同じ個体。頭部付近の白い貝殻の破片上の様子から、体に上下があり、下部にイボ足があることが判る(写真4では判りづらい)。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/1,500sec.、f=4.6、手持ち撮影。トリミングあり。2021年6月12日、千葉県浜金谷駅周辺。

 

以上

編集履歴

2021年06月13日 公開