千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ヒバカリ

<編集履歴> 2021年8月1日公開、2022年7月12日見直し更新(第2回目、死体写真追加)

 

<2021年7月31日>

 早朝、近所のゴルフ場近くの側溝で20㎝ほどのヒバカリHebius vibakariの幼蛇を見つけた。撮影後に救い出して脇の草むらにリリースです。

 見つけた時にはジムグリの幼蛇(通常は赤褐色に黒い斑点)の褐色個体かという気もしていたけれど、よくよく見れば色も斑点の状態もかなり違う。明らかに別種だよなぁと検索してヒバカリと識別しました。わが人生、初の邂逅です。見つけることができてウレシ~!小さくて写真が見にくいので通常より大きめの写真を張り付けておきます。

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写真1 ヒバカリ。見づらいので通常より大きい横680ピクセルの写真を貼付ける。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2021年7月31日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

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写真2 ヒバカリを縦位置にて。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2021年7月31日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

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写真3 写真1より頭部を拡大トリミングしたもの。首の後ろに白い筋があることでヒバカリと識別した。これも見づらいので通常より大きい横680ピクセルの写真を貼付ける。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2021年7月31日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

<2022年5月14日>

 近所の公園の雑草が数日前に刈られていた。カマキリの子供などがいたハズなのに・・・と思いながら刈り取られた跡を眺めていたところ、半分に切断されたヒバカリ(頭の後ろの白いスジが特徴)の幼蛇の死体(10cm程度、直径は最大で7mm程度か)をみつけた。スマホを含めてカメラを持っていなかったので写真は無いが、ヒバカリは近所に確かに存在しているということを記しておく。

<2022年7月10日>

 近所を散歩中に、畑脇の水路で死んでいる30~40cm程度のヘビを見つけた。状況から農作業の際に殺されて水路に投げ込まれたもののようだ。色合いからジムグリかヒバカリかアオダイショウと思われたが、頭部を拡大してみると後頭部(目の後ろ、アゴの付け根付近)に白い紋様が見えるのでヒバカリとしておく。なおアオダイショウとジムグリはもう少し「鼻が長い(吻端から目の間の距離がある)」ように思える。

写真4,5 水路で見つけたヒバカリ(推定)の死体。生体の写真を撮れるにこしたことはないが、買い物ついでの散歩中に生きているヘビに出くわすことは稀だ。死体であっても「ここに存在していた」という記録にはなる。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2022年7月10日、千葉県袖ケ浦市久保田

以上