<編集履歴> 2020年9月26日公開、2021年10月26日見直し更新(第1回目、「ヘビの話」から独立分離)
福岡県内に勤務していた2010-2012年には九州各地でシマヘビElaphe quadrivirgataをよく見かけたものだ。袖ヶ浦市内では2000年前後に一度、国道16号線近くの緑地帯で見かけたことがある。また2020年9月15日にはJR長浦駅近くの草むらで全長40㎝程度の子ども(青年?)の個体を見かけている。九州に比べると発見頻度はるかに少ないが、「市内に生息している」ことに間違いはない。
袖ケ浦市内で撮影したシマヘビはまだいないので、ここでは袖ケ浦市以外の場所で撮影した個体の写真を紹介する。
写真1 シマヘビ。EOS40D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/500秒, f=10。手持ち撮影、トリミングあり。2011年9月23日、福岡県柳川市
写真2 JR聖高原駅から聖湖を結ぶ”善光寺街道”の脇にいた1m程度の大きなシマヘビ。頭が草の影になっていたので撮影後に触れて動いてもらおうとしたが、そのまま枯草の隙間に逃げこんでしまった。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO200, 1/200秒, f=9.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年10月11日、長野県麻績村
【カラスヘビ】
シマヘビには全身黒色となる個体が存在する。いや、他のへビでも黒色個体は発生するのだが、シマヘビでは特に目にすることが多いようだ。黒色個体はどの種類のヘビであっても通称”カラスヘビ”と言われているようだ。
写真3 道路わきの溝で死んでいた80cm程度のシマヘビの黒色個体。車で轢かれたにしては損傷が少ないので、人にみつかり踏み殺されたのだろう。EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6L IS STM, ISO400, 1/80秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。2021年8月2日、福岡県築城駅-メタセの杜間
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