千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

タコノマクラの仲間

<編集履歴> 2022年6月18日公開、2023年6月7日見直し更新(第1回目、見直し実施)

 

 内房の海岸に打ち上げられている白色円盤状の「貝殻」。

いや、内房に限らず全国で見つけることができるのですけどね。

 これらは一般には「貝殻」と称されるけれど、タコノマクラとかカシパンとか言われる平たいウニの仲間の短い棘が取れたあとの殻ですネ。形を見ただけではタコノマクラなのかカシパンなのか分からないので、ここでは一括して「タコノマクラ(の仲間)」として表記しておきます。「形状はこうだけどDNAはああだ」など学会で揉めている最中のようですが、詳しいこと・最新の分類に関するお話はGoogle大先生に伺ってくださいな。

・一例:タコノマクラとカシパンの違いは? : my earth my world

 

 さて、2022年6月には北海道の函館本線廃線になる前にと「乗り鉄」してきました。長万部駅での乗換時間は54分あったので海岸まで行ってみたところ、タコノマクラが沢山打ち上げられていました。概ね3m×1.5m程度の範囲で見つけた数は9.5個!内房の浜と比べるととんでもなく多いレベルでした。2021年に主に日高地方、北海道の南西部で発生したウニの大量死との関連もあるのだろうか?などと思いつつ、並べて記録写真を撮影。あとで大量死関連の情報はよく読んでおくことにしよう・・・。 

写真1 狭い範囲で次々に見つかった直径5~6cm程度のタコノマクラ(の仲間の殻)。EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6L IS STM, ISO100, 1/400秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年6月11日、北海道長万部駅近くの海岸

以上