千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ヒサゴクサキリ

<編集履歴> 2022年11月20日公開

 

 2022年の夏の夜、ふと窓を見ると体長50mm程度のやや大型のバッタが頭を下にして止まっていた。撮影して調べてみると、どうやら背中にヒサゴ(ひょうたん)型のあるヒサゴクサキリPalaeoagraecia luteaのようだ。顔に緑色の紋様があるのも特徴のの一つのようなので、まず間違いなかろう。生息域が限られているそうなので全国的にはやや珍しい昆虫かと思う。私自身も初めて確認した。

 ここに紹介する3枚の写真は同一個体を写したもので、上述の通り「頭を下」にしていたものを90度回転させたうえでトリミングしている。またできるだけ細部が分かるように通常よりも大きい横680ピクセルのサイズで掲載している。写真1-1と1-2はほぼ同じだが、1-2(および1-3)の方が背中の「ひさご」型紋様がよく分かるかと思う。

写真1-1, 1-2, 1-3 夏の夜、家の窓にとまっていたヒサゴクサキリ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/160秒, f=8.0。手持ち撮影、内蔵ストロボ発光、トリミングあり。2022年8月16日、千葉県袖ケ浦市

以上