<編集履歴> 2025年9月3日公開
晩夏の東京湾、浜金谷のフェリーターミナル近傍の岸壁で見られたクラゲ。
箱虫綱系統のクラゲで長い触手が4本。全長は20cm程度のクラゲということで、反射的に「アンドンクラゲだな」と思っている。そのうち図鑑を借りてきてジックリと調べてみるが、当面は「アンドンクラゲ」としておこう。
アンドンクラゲは漢字で「行灯水母」と書く。「くらげ」の部分は「海月」と書いても良い。Wikipediaによると、本種の学名はCarybdea rastoni とされていたが、2010年の分子系統解析によって日本近海に分布する個体は別種であることが分かり、シノニムとされていた Carybdea brevipedalia となったそうな。ちなみに神奈川から千葉の海水浴場ではお盆ごろからよく発生し、刺されるとかなり痛い通称「電気クラゲ」といわれるクラゲだ。カツオノエボシは「浮袋」が水面に漂っているので、気をつければ事前に近づいていることが判るが、コイツは「刺されるまで判らない」厄介者だ。
さて、撮影したのは曇りの夕方。海面は空の反射で白っぽくなっており、その下で何匹も群れを成して岸壁近くの表層を漂っていた。この条件下で撮影した、ほぼ透明なクラゲの姿を絵にするのは大変に難しい。画像ソフトを使ってトーンカーブをアレコレいぢくり、コントラストで強弱つけたり、イロイロと試した結果を二例紹介しておこう。
真っ暗に見えたり、白っぽくトンでいる場合には目とモニターの角度を少し変えてみて欲しい。ごく僅かな差でも、「綺麗に見える」一瞬があるハズだ。
通常は横480ピクセルの写真を貼り付けているが、見にくいので横680ピクセルの画像を貼り付けることにした。


写真1-1, 1-2 アンドンクラゲ。モニター画面と目の角度を変えながら眺めて欲しい。きっと”そこそこ”に見える位置があるハズだ。共通データ:EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM、ISO800、1/250秒、f=9.0。 手持ち撮影、トリミングあり。2025年9月13日、千葉県浜金谷フェリーターミナル近傍。
以上