千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

はじめに

<編集履歴> 2020年9月15日公開、2024年7月12日見直し更新(第8回目、見直し実施、表現修正)

 

 このBlogでは主に千葉県袖ケ浦市のJR長浦駅周辺や内房の海岸で見ることができる動植物の様子をお伝えします。また国内外の旅行先、動物園、植物園、水族館などで撮影した動植物の様子や、風景、ヒコーキ、鉄道、船などの写真、あるいは博物館等の展示物などをつらつらと書き連ねてみようと思います。これら生物関連の話以外は本Blogタイトルの”など”の部分と考えてくださいネ。別個にブログを立ち上げるほどの話題はないだろうと考えていますので。

 

【千葉県袖ケ浦市の環境】

  さて生物観察眼的な視点から、千葉県袖ケ浦市の様子、特にJR内房線長浦駅周辺の環境を簡単に紹介しておきましょう。

 内房線より東京湾側は国道16号線をはさんで京葉臨海工業地帯、内房線の内側約1~2kmほどのエリアは住宅街となっており、さらに内陸側は農業地帯や緑地となっています。市の南部、小櫃川周辺の平地では稲作が行われています。内陸側には生物の多くいそうな里山的なエリアも多いのですが、田んぼや畑、ゴルフコース周辺では殺虫剤や除草剤などの農薬が日常的に散布されています。それでもさまざまな生物がそれぞれの環境に適応して生息しています。

f:id:Unikun:20200915195808j:plain

写真1 目を凝らすと葉の上にはナナフシモドキ(ナナフシ)が。2020年6月29日、千葉県袖ケ浦市

 

東京湾

 富津岬の先端部より北側を本Blogでは東京湾と称します。アクアラインの根元あたりから木更津港にかけては干潟ができるため、干潟特有の生物を見ることができます。シーズンには潮干狩り場がいくつか開設されますので、入場料は必要ですが、少し沖合まで行くことができます。アサリは中国から輸入したものをバラ撒いてますが、「産業上重要でない生物」の観察場所としても楽しむことができます。なお袖ケ浦市のお隣、市原市の養老川河口の干潟も有名ですね。

写真2 アクアラインの付け根付近でのアサリ漁。この辺りは晩春から初夏にかけては潮干狩り場となる。2021年11月6日、千葉県木更津市牛込海岸にて。

 

内房の磯】

 本Blogでいう「内房の磯」とはおおむね富津岬以南、洲崎灯台以北の海岸沿いエリアのことを指します。現実的には内房線の大貫駅から館山駅の間で下車してから、徒歩で1時間とかからずに行ける場所ですね。漁港あり、岩礁地帯あり、砂浜海岸あり、河口ありと様々な変化が見られますが、私有地や絶壁に囲まれて近づけない場所も多々あります。岩礁地帯といっても幅がせいぜい15m程度の岩が海に突き出しているだけというような場所もあります。黒潮の分流が接近するため、館山の海上自衛隊基地脇にある沖ノ島周辺ではサンゴなど暖海性の生物が生育しており、有名なダイビングスポットとなってます。その影響で上総湊や浜金谷付近では、ときどき暖海性の生物をみつけることがあります。

写真3 内房の磯(イメージ)。2024年3月14日、千葉県館山市

 

 日常の散歩の際に目にする近所の動植物を、今一度確認し、季節ごとの変化や複数年に渡る変化を追うことで、皆様の楽しみを一つ二つ増やすことができれば幸いです。

 なお記事の中では生息場所を守るために、撮影場所をぼかして紹介することがありますが、その際にはどうかご了承ください。

以上

アオスジクモヒトデ

<編集履歴> 2024年7月14日公開

 

 アオスジクモヒトデMacrophiothrix nereidinaはオレンジ色の体色に綺麗な青い筋が入っているクモヒトデだ。だが、そのスジの入り方は個体ごとに異なり、5本の腕の中央にキレイな一本筋が入るものもあれば、途切れ途切れにアオスジが入るものもある。盤径は5~7mm程度だが、腕の長さはその8~10倍程度以上はありそうだ。内房ではやや深い場所(大潮の干潮時でないと観察できない場所)の岩の下で時々みつけることができる。見つけられれば、かなりラッキー!な部類のクモヒトデだと思う。

写真1-1~1-3 岩の下にいたアオスジクモヒトデを拾い上げ、手のひらに乗せて撮影するが、動き回るのでなかなか良い写真が得られず、最後には5本の腕の一部を指で挟み、逃げないようにして撮影。共通撮影データ:Pentax Optio WG-1, ISO200, 1/1500秒、f=4.6、手持ち撮影、トリミングあり。2024年7月5日、千葉県富津市JR浜金谷駅周辺

以上