千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

カニの話

ベンケイガニ

<編集履歴> 2023年6月16日公開、2023年6月23日見直し更新(第1回目、文章見直し) ベンケイガニはWikipediaによると「ベンケイガニ科のカニの一種でインド太平洋沿岸の熱帯・温帯域に広く分布しており、日本国内では男鹿半島と房総半島以南で見られる。川辺の…

アカテガニ

<編集履歴> 2023年6月15日公開 アカテガニはベンケイガニ科のカニで中国東部、台湾、朝鮮半島、日本列島に分布する。日本国内では本州から南西諸島まで、海岸や川辺の岩場、土手、石垣、森林、湿地等に生息する。カニの中でも乾燥によく適応した種類で結構水…

ミナミコメツキガニ(沖縄)

<編集履歴> 2023年5月16日公開 沖縄の干潟を眺めているとドンドン色合いが変わっていく。ミナミコメツキガニが砂の表面に付いた有機物を食べながら丸めていくのだな。数時間の間に「耕す」干潟の面積は相当なものだろう。 景色の変化を記録するのはたやすい…

オオイワガニ(沖縄)

<編集履歴> 2023年5月14日公開 オオイワガニ(Grapsus tenuicrustatus)はハワイ、オセアニアを含む太平洋西部からアフリカ大陸東岸のインド洋にかけて広く分布しており、国内で小笠原、奄美大島以南の暖海で見られるとのこと。ここでは沖縄で撮影した写真を紹…

ミナミイワガニ(沖縄)

<編集履歴> 2023年5月12日公開 ミナミイワガニGrapsus albolineatusは相模湾以南に生息するというが、ネット上で見られる写真は鹿児島から沖縄で撮影されたものがほとんどだ。ここで紹介する写真も沖縄旅行の際に撮影したもの。甲羅は緑褐色で甲幅は4~5cm程…

ツノメガニ(沖縄)

<編集履歴> 2023年04月26日公開、2023年06月15日見直し更新(第1回目、コメント追加) ツノメガニは最大で甲幅4cmほどの大きさになるカニで、その名が示す通り縦長の目の上に角のような突起がある。この突起は雄は長く、雌は短めだ(もしくはほとんど無いよ…

ヤマトオサガニ

<編集履歴> 2022年11月28日公開 国内各地の干潟に見られるヤマトオサガニMacrophthalmus japonicus。袖ケ浦市でも海岸沿いのわずかな干潟や干潮時に水底の出てくるような水路の泥の堆積部分で3月頃から10月末頃まで見ることができる。横に長い長方形の甲羅を…

アシハラガニ

<編集履歴> 2022年11月27日公開 アシハラガニHelice tridensは本州以南から朝鮮半島、中国東沿岸から香港あたりまでの干潟に生息する成体で甲幅30mm程度になる青灰色のカニだ。 袖ケ浦市沿岸部に注ぐ河川の河口付近の干潟や芦原で3月中旬ごろから11月初旬ご…

サワガニ(市内各地、その他)

<編集履歴> 2022年05月09日公開、2024年02月02日見直し更新(第8回目、C12点消滅) 千葉県袖ケ浦市内の内陸部、おおむね国道16号線より陸側にはサワガニが生息している。この記事では別記事の「定点観察場所」以外の場所でみつけたサワガニの様子を紹介しま…

クロベンケイガニ

<編集履歴> 2020年03月18日公開、2023年06月15日見直し更新(第4回目、コメント追加) 袖ヶ浦市の沿岸部にある水路の壁面や土手には甲幅35mmを超えるような比較的大きなクロベンケイガニが何匹もいる。早朝や夕方、暗い曇りの日の日中などには姿を見せること…

キンセンガニ

<編集履歴> 2020年06月08日公開、2022年10月24日見直し更新(第4回目、写真追加) 砂の浅瀬にいるキンセンガニMatuta victorの甲羅の左右には鋭いトゲがある。丸い甲羅の部分の横幅は35-40mm程度だが、トゲの部分を入れると片側で7-10mm程度増えて甲幅として…

カラッパ

<編集履歴> 2020年03月19日公開、2020年10月09日見直し更新(第2回目、写真差替、字句等変更) 水族館で観客側を向いていたカラッパというカニの仲間の正面形。海岸にいる「天然の」カラッパは1990年代後半ごろに沖縄の奥武島で一度見たことがあるだけだ。 …

イシガニ

<編集履歴> 2020年10月14日公開 初夏の磯で見られるカニの中では甲幅5~6㎝ほどとやや大きい部類に属するイシガニCharybdis japonica。近づくと威嚇されました。ガザミ同様後ろ脚が泳脚になっているのが特徴です。岩場と砂地の境目付近でよく見られます。 写…

サワガニ(観察ポイントC5報告編)

<編集履歴> 2020年10月09日公開、2024年5月5日見直し更新(第10回目、2024年5月3日の様子を追加) JR内房線長浦駅から内陸側に約2kmほど入ったあたりの高台脇から水が滲みだしており、ここに数匹のサワガニが生息していた。ここを観察ポイントC5と命名しよう…

モクズガニ

<編集履歴> 2020年10月04日公開 近所の水路にはモクズガニがいる。 2020年10月4日に水路近くの道端で甲幅7~8㎝程度の比較的大きなモクズガニの死体を見つけた。カラスについばまれたのか、甲と腹は分かれ腹側は半分なくなっていた。この時期にこの位のサイ…