千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ベンケイガニ

<編集履歴> 2023年6月16日公開、2023年6月23日見直し更新(第1回目、文章見直し)

 

 ベンケイガニはWikipediaによると「ベンケイガニ科のカニの一種でインド太平洋沿岸の熱帯・温帯域に広く分布しており、日本国内では男鹿半島と房総半島以南で見られる。川辺の河原、土手、石垣、森林、草むらなどに生息し、アカテガニやクロベンケイガニ と同じ場所でみられる」(要約です)・・・とのこと。だけど私自身は千葉県袖ケ浦市内では見たことがない。クロベンケイガニだけはやたらと目につくのだが。

 ここで紹介する写真のうち2枚は福岡県築城基地脇でアカテガニの写真を撮影していた時に足元にいたもので、チョイト色が違うなぁという程度の意識で撮影したものだ(なお本来の訪問目的は航空自衛隊F-2戦闘機の写真を撮ること)。自宅に戻り、写真を整理している際によく見ると前側縁に切れ込みが一か所あるではないか!そこではじめてアカテガニ(前側縁に切れ込みは無い)ではなく、ベンケイガニだと判断した次第。そうか、わらわらといたカニは二種類の混合であったか。 

写真1 築城基地周辺の草むらにいた甲幅30mm程度のベンケイガニ。前側縁に切れ込みが1か所あるのがわかる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2022年6月6日、福岡県県築上町築城基地

 

写真2 写真1と同一個体だったと記憶している。こちらの方が前側縁の切れ込みがよくわかる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2022年6月6日、福岡県県築上町築城基地

 

写真3 土壁に穴を掘って巣にしていたベンケイガニ。Pentax Optio WG-1、ISO400、1/100秒、f=5.8、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2012年6月24日、神奈川県三浦市油壷

以上