千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ジャコウアゲハ

<編集履歴> 2022年8月26日公開、2023年5月16日見直し更新(第1回目、写真追加)

 

【2022年8月22日、千葉県袖ケ浦市

 近所の公園でヒラヒラと舞っていた黒色系のアゲハチョウ。褪色したクロアゲハかカラスアゲハだろうか?・・・などと思いながら、止まったところで撮影し、家に戻って図鑑で調べるとジャコウアゲハの雌だった。後翅の後端、細長くなっている部分が欠損しているのがチョイト残念。Wikipedia(2022年8月26日閲覧)で学名を見ると「Byasa alcinous または Atrophaneura alcinous」となっている。どっちの名前にするか揉めている最中なのだろう。

写真1-1, 1-2 近所の公園で見つけたジャコウアゲハ。産卵中のようだ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2022年8月22日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

【2023年4月21日、沖縄県嘉手納基地脇】

 沖縄県嘉手納基地脇でヒコーキの写真を撮る合間に撮影したジャコウアゲハ。こちらは雄のようだ。ジャコウアゲハ屋久島以南では細かく亜種に分類されているようだけれど本blogではそこまで突っ込むことができないので、あえて触れることはしない。「居たよ、撮ったよ」という程度にしておく。 

写真2-1, 2-2, 2-3 沖縄県嘉手納基地脇でヒコーキの写真を撮る合間に撮影したジャコウアゲハ。紅色の胴体部の色が目立つ。共通撮影データ:EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200秒(2-2.のみ1/250秒), f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年4月21日、沖縄県嘉手納基地脇

 

【2023年4月21日、沖縄県芽打バンタ】

 胴体の背側が黒色なのでジャコウアゲハとは異なる種のように思えたが、ネット上の写真を見比べると「白紋型」と呼ばれる後翅の紋が薄いタイプのようだ。沖縄本島北部は辺戸岬のチョイ手前にある展望台「芽打バンタ」を訪れた際に通常では使わないPENTAXのWG-1を用いて撮影してみた。

写真3-1, 3-2. ジャコウアゲハだが後翅の紋が薄い「白紋型」と呼ばれるタイプのようだ。共通撮影データ:Pentax Optio WG-1, ISO400, f=4.6。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年4月24日、沖縄県芽打バンタ(上:1/400秒、下:1/250秒)

以上