千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

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ヤマトオサガニ

<編集履歴> 2022年11月28日公開

 国内各地の干潟に見られるヤマトオサガニMacrophthalmus japonicus。袖ケ浦市でも海岸沿いのわずかな干潟や干潮時に水底の出てくるような水路の泥の堆積部分で3月頃から10月末頃まで見ることができる。横に長い長方形の甲羅を持ち、その中央付近に長い目柄を持つ眼がある。横幅は最大で3.5cm程度だろうか。色は黒褐色からやや明るい茶褐色のものまで幾分バリエーションがあるようだ。雄の鋏脚は大きいが、雌では小さく華奢に見える。長浦駅周辺ではアシハラガニ、クロベンケイガニと並んで数多く見られる種類のカニだ。

写真1 正面から見たヤマトオサガニ。EOS70D, EF400mmF5.6L USM, ISO200, 1/400秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2016年05月21日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

写真2 ヤマトオサガニの背側。EOS70D, EF400mmF5.6L USM, ISO400, 1/640秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2016年09月04日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

写真3 やや明るい茶色のヤマトオサガニ。EOS70D, EF400mmF5.6L USM, ISO400, 1/800秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2016年09月04日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

写真4 ヤマトオサガニ。EOS70D, EF400mmF5.6L USM, ISO200, 1/400秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2016年05月21日、千葉県袖ケ浦市久保田

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