千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ミドリイソギンチャク

<編集履歴> 2021年1月5日「イソギンチャク」の中の一項として公開開始、2023年3月8日見直し更新(第5回目、リンク切れ修正) 

 

 胴部の周囲に細かい緑色の粒が多数あるイソギンチャク。内房エリアでよく見られるイソギンチャクの第2~3位といったところだろうか。最もよく見られるヨロイイソギンチャクが感覚的には全目視数あるいは全観察地点(エリア)の75%程度だとすると、ミドリイソギンチャクとウメボシイソギンチャクとがそれぞれ5~10%程度といったところだろう。群生しているところは少なく、こっちの岩の隙間に一個体、あっちの岩陰に一個体という感じで見つけることができる。一般的には同時期に周辺にいるヨロイイソギンチャクより一まわり以上大きい。

写真1 ミドリイソギンチャク。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/250秒、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2020年6月7日、千葉県上総湊駅周辺

 

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写真2 チャーミングなお口元。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/800秒、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2021年5月4日、千葉県浜金谷駅周辺 

 

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写真3 上に紹介した写真1や写真2とは触手の色が異なるが、どうやらこの写真のような柔らかな肉色のものが全国的には”標準”のようだ。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/60秒、f=5.3。手持ち撮影、トリミングあり。2012年2月4日、福岡県博多湾 

 

写真4 身体の周囲に緑色の”イボ”が多数あるのがミドリイソギンチャクの名前の由来だ。Pentax Optio WG-1, ISO400, 1/800秒、f=4.6。手持ち撮影、トリミングあり。2022年5月3日、千葉県富津市浜金谷駅周辺

以上