千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

キジ

<編集履歴> 2020年10月01日公開、2021年05月08日見直し更新(第2回目、字句表現等見直し)

 

 日本の国鳥。ここ数年は地獄の日常を描いたコミックのおかげでやや知名度が高まったかな。袖ヶ浦市内では4-5月ごろには良く鳴いているが、その他の季節は静かに水田近くの草っ原や里山エリアを闊歩している。あまり飛ばない。

 1990年代中頃に養老渓谷をハイキングしていたときのこと。静かな渓谷をのんびり歩いていた時に直前の草むらからバサバサと大きく羽ばたく音を残して飛び出していったことがある。もう、驚いたのなんのって!

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写真1 自宅近くの草原にいたキジ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200sec., f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2020年9月17日、千葉県袖ケ浦市

 

【余談】

 2020年春にはキジが鳴きながら闊歩していた草地が夏ごろには区画整理され、1年後には数軒の住宅が建設中となっていた。木更津市袖ヶ浦市は千葉県内で人口増加が目立つ地域で、住宅建設があちらこちらで進んでいる。子どもの頃(1970年代)に東京・杉並区の草原や畑が潰されて宅地化された時に比べると里山や林が無くなるスピードは遅いし、そもそも論として内陸部への宅地化進出はほとんどない状態だけど・・・。見慣れた場所が変わっていくのを見ると少しばかり寂しい気がしている。

以上