千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

チャドクガ

<編集履歴> 2021年9月05日公開

 

 春と秋の年に2回、ツバキ、サザンカ、お茶の葉などにビッシリとたかる小さな毛虫。チャドクガEuproctis pseudoconspersaの幼虫だ。毒毛虫で脱皮した古い皮についている毒毛にふれても肌がかぶれる厄介者だ。

 一匹の大きさはせいぜい25mm程度までにしかならないが、数多く発生するので、下手をするとあっという間に葉が無くなっていく。袖ヶ浦の工場エリアや国道16号線沿いの緑地帯から内房線にかけての一部のエリアには植樹としてツバキが植えられているところもあって、時々大発生しているのを目にする。 

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写真1,2 ツバキなどの葉の上に並ぶチャドクガの幼虫。小さな毛虫だが数が多いのであっという間に葉が無くなっていく。EOS70D, EF70-200㎜F4L IS USM, ISO200, 1/250秒, f=8.0、内蔵ストロボ発光、手持ち撮影。トリミングあり。2021年9月5日、千葉県袖ケ浦市久保田

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