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381系特急「やくも」

<編集履歴> 2023年12月24日公開、2024年3月17日見直し更新(第1回目、写真追加)

 

 岡山から伯備線を走り抜け、米子/出雲市を結ぶ381系特急「やくも」。2024年4月には新型車両が投入され、381系は引退する予定だ。「これだけ」であれば、ワザワザ撮りに行くことは無いが、「旧国鉄リバイバル塗装」となると話は違ってくる。これは撮りたい!

 私自身は、よく世間をお騒がせするようなレベルの鉄道マニアではないと思っているが(少なくとも三脚は持っていない)、何回か撮影する機会があったので、その結果を残しておこう。

【クモハ381-507】

岡山駅方面を向いた、貫通路のある車両。

写真1-1 列車が通過する際だけ、太陽が雲に隠れるのはお約束。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/1250秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2022年8月8日、美袋(みなぎ)-日羽(ひわ)間

 

写真1-2 写真1-1では光線状態が良くなかったので、同じ撮影ポイントにてリベンジ再訪。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/1250秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2024年1月9日、美袋(みなぎ)-日羽(ひわ)間

 

写真1-3 「太陽が顔を出しますように」との祈りもむなしく撮影対象の列車が通過する。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO800, 1/800秒, f=5.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年12月15日、方谷-備中川面

【クロ381-141】

 伯備線米子方向をむいた先頭車。ほぼ南北方向を走る伯備線において、こちら側の顔を順光で撮影できる場所は少なく、撮影ポイントはマニア同士の「激戦地」となる。

写真2-1 柔らかな光がやや逆気味に前面にあたる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/1250秒, f=5.6。手持ち撮影、トリミングあり。2022年8月8日、日羽(ひわ)-美袋(みなぎ)間

 

写真2-2 カーブなので少しは速度を落とすかと思ったが、相当な速さで駆け抜けていった。そうだ、コイツは振り子式を採用して「カーブでもスピードを落とさずに走ることが出来る」ことがウリの車両だったっけ。すっかり忘れていたヨ。1/1600秒のシャッター速度を使ったけれど、景色を止めて車両が若干ブレる、いわゆる「鉄ちゃん撮り」のショットになってしまった。どうせ手持ちなのだから、流し撮りにすれば良かったと反省。EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6 IS STM, ISO400, 1/1600秒, f=5.6。手持ち撮影、トリミングあり。2024年1月9日、日羽(ひわ)-美袋(みなぎ)間

 

写真2-3. 2-4 「あれっ?編成が入らない!」架線柱の数を1本数え間違えてズームレンズの長さを設定してしまった(場所や撮影アングルによるが、架線柱間に1~1.5両程度が入る)。慌てて撮ったセカンドショットは、かろうじて見られる絵になったか。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/800秒, f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2022年12月15日、備中川面-方谷間

 

写真3-1 通常塗装の「やくも」は撮影目的対象外だが、来たからには撮る。こういう時だけは光が当たる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/640秒, f=5.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年12月15日、方谷-備中川面

 

写真3-2 トンネルを抜けた直後の「やくも」。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO800, 1/800秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2024年1月9日、日羽(ひわ)-美袋(みなぎ)間

 

写真4-1 引退を間近に控え、新たなリバイバル塗装編成も登場したが、個人的にはあまり撮る気は起きない。「スーパーやくも」塗装となったクハ381-138がやってきたが、一応撮っておくという程度だ。やっぱり旧国だぜぃ!EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO100, 1/320秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年12月15日、豪渓駅

 

写真4-2 「スーパーやくも」塗装となったクロ380-7。練習を兼ねて撮影するが、通過時にはやっぱり日が陰る。EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6 IS STM, ISO800, 1/1250秒, f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2024年1月9日、日羽(ひわ)-美袋(みなぎ)間

 

【余談】

 古い車両を使っている鉄道会社は、普段から1本くらいは旧塗装を残しておいて走らせておけば、「特別塗装だから!」と押し寄せるマニアの数を分散し、かつ、ある程度の定常的なマニア集客が望めるような気がするのだけどなぁ(欲を言えば点検等の休車を考えて二編成くらいはあるとウレシイ)。それほど塗装の維持に手間がかかるものなのかしらん?

以上