<編集履歴> 2024年1月25日公開
ホンソメワケベラLabroides dimidiatusは全長10cm程度の細長い魚。大型魚の周囲を突っつくようにして体表に付く寄生虫などを食べる「掃除魚」として有名だ。水族館では暖海に棲む魚の展示水槽やウツボの展示水槽に入れられることが多いように思う。
Wikipedia(2024年1月25日閲覧)によると、元々は「ホソソメワケベラ(細染分倍良)」であったが、和名を登録する際に、片仮名の読み違いにより「ホンソメワケベラ(本染分倍良)」と記録されたという経緯があるそうな。この話の出典は「ホンソメワケベラ-ハレムの雄がいなくなると…」桑村哲生、『渚の生物』海鳴社(1981年)のp,16だそうだ。変な話が都市伝説として広まる前に、出典を確認しておかなくてはイケナイのだが、私自身はまだ確認していない・・・。
写真1 チョウチョウウオの仲間にまとわりついて”お掃除”しているホンソメワケベラ。EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6 IS STM, ISO1600, 1/100秒, f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2024年1月25日、サンシャイン水族館
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