千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

メンガタスズメ

<編集履歴> 2021年10月22日公開、2021年11月24日見直し更新(第1回目、クロメンガタスズメと記載していたが、メンガタスズメだと思うようになったので記載変更)

 

 毎年10月ごろからスズメガの幼虫が道路や壁の壁面で這いまわる姿がよく見られる。蛹になる場所を探しているのだろう。スズメガの仲間は大きいイモムシなので特に良く目立っている。

 こちらはその模様からメンガタスズメAcherontia styxの幼虫だ。体色は緑色、黄色、褐色と変異が多いとのこと。背中にある黒いスジはクロメンガタスズメのものより細いことと、尾角には小さな突起が数多くあり、クロメンガタスズメの幼虫では先端部が小さく丸まるのが特徴だという。

 2021年10月18日に見つけた個体では黒スジ(見つけたヤツでは青スジだが)はそこそこ太いのではないかと思うが、尾角は長く伸ばしていたのでメンガタスズメの幼虫としておく。(本記事は当初はクロメンガタスズメとしていた、多くの写真をみるとクロメンガタスズメの尾角はもう少し巻いているヤツが多いように思う。)

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写真1,2 5-6cm程度のメンガタスズメの幼虫。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年10月18日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

 スズメガの幼虫をよく見かける、と書いたが撮影できる条件で見つけるのは1シーズンでせいぜい10数匹程度だ。なので「スズメガ」というカテゴリーで全てをまとめちゃってもイイかな?と内心思いつつ、当面は種類ごとに一記事としておく。

以上