<編集履歴> 2022年6月18日公開
昆虫写真（生物写真）をそこそこ真剣に撮り始めて３シーズン目。
かなり目が肥えてきたように思っているのだが、それでも”新種”の発見が相次いでいる（笑）。先日みつけたコイツはなぁに？
写真1 頭を下向きにして止まっている全長35mmほどのビロードハマキ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/160秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2022年6月13日、千葉県袖ケ浦市久保田
調べてみるとビロードハマキCerace xanthocosmaという「蛾」であった。大概の昆虫図鑑には掲載されているようだけれど、”権威ある”大きな図鑑では、チョウやガの写真は翅を広げた形で掲載されているので見つけにくい。止まっている姿を見れば絶対に忘れない模様だ。35mm程度の大きさで、これまでに見つけていたら即、撮影していたハズだ。
千葉県立中央博物館の尾崎煙尾雄先生によると「以前は千葉県が北限と思われていたが、近年では東北地方まで分布を広げている」のだそうな。「千葉県内でも以前より見かけることが多くなった気がする」と書かれたのが2017年6月11日付の記事なので、まだまだ「レア種」なのかもしれない。
・参考：�r���[�h�n�}�L
以上
