千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

アシダカグモ

<編集履歴> 2022年11月22日公開、2023年06月01日見直し更新(第1回目、写真追加)

 

 アシダカグモHeteropoda venatoriaは室内でゴキブリを捕まえるくらいに素早く動き回る、長い脚を持つ徘徊性のクモだ。体長(頭の先からお尻の先まで)は2cm程度だが、足を広げると子供の手のひらサイズ(10cm程度)にもなる。

 2004~2010年頃に住んでいた袖ケ浦市内の安いオンボロアパートには、その「子供の手のひらサイズ(普通に足を広げると10cm程度)」のアシダカグモが徘徊しており、時々ゴキブリを食べてくれていた。アパートに入居した当初こそは白い壁に写る黒い影を見るとドキッとしたものだが、慣れれば「おっ、また入って来たな。パトロールご苦労さん。せいぜいゴキブリを捕まえてくれや。」と思うようになる。おかげ様でこの期間は粘着液を塗布したゴキブリ捕獲機を購入して使ったことが無い。もっともムカデは苦手だったのか、パソコンを使っていると足を這いあがって来るムカデがいたりもしたのだが・・・。屋外では散歩コースの竹林や雑木林で見かけることが多い。

写真1 アパートの室内の壁を徘徊する子供の手のひらサイズのアシダカグモ。有能なゴキブリハンターだった。Nikon Coolpix3200 (E3200), ISO50, 1/60秒, f=4.0, 手持ち撮影、内蔵ストロボ発光、トリミングあり。2006年9月12日、千葉県袖ケ浦市

 

写真2 竹林の竹の根元にいたアシダカグモ。やや小さくて「赤ちゃんの手のひらサイズ」。足を広げて7cm程度か。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/100秒, f=8.0。手持ち撮影、内蔵ストロボ発光、トリミングあり。2021年6月15日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

写真3 こちらも竹林の竹の根元にいたアシダカグモで足を広げて10cm程度の個体。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。手持ち撮影、内蔵ストロボ発光、トリミングあり。2020年9月4日、千葉県袖ケ浦市蔵波

 

写真4 コンクリート塀にいた脚を広げて8cm程度のアシダカグモ。止まっているだけの姿の写真はこの辺にしておく。と言っても新たに「動きのある写真(餌を捕食しているショットなど)」を撮れるかどうかは分からないのだけれど。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200秒, f=8.0。手持ち撮影、内蔵ストロボ発光、トリミングあり。2023年5月30日、千葉県袖ケ浦市蔵波

以上