<編集履歴> 2022年6月29日公開
北海道は富良野駅周辺で列車の待合わせのために時間潰しをしていた時のこと。発車まであと10分という時になって駅脇の小公園で見つけた全長35mm程度のエゾハルゼミTerpnosia nigricosta 。Wikipediaや写真検索を行うと腹の部分がもう少し明るい茶色のような気がするのだが、時節柄エゾハルゼミでしかありえないと思う。Wikipediaには「北海道・本州・四国・九州、日本以外では中国にも分布する。和名に「エゾ」(蝦夷)とあるが、北海道以外にも分布している。」と記されているが、袖ケ浦市内でその姿を見たり、鳴き声を聞いたことは無い。
写真1~3 エゾハルゼミ(全て同一個体)。左から撮り、正面で撮り、右側を撮って駅改札口にダッシュ!EOS70D, EF-S18-55mmF3.5-5.6L IS STM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2022年6月10日、北海道JR富良野駅脇の小公園
【ヒグラシに似ている?】
外見がヒグラシに似ているという記述もネット上に見られるエゾハルゼミだが、上で紹介した個体に限って言えば頭部と胸部の色具合はアブラゼミ、翅はヒグラシ、大きさはツクツクホウシを一回り小さくしたセミ、ということになるだろうか。他のセミと比べてみても「やっぱり違うよねぇ?」
以上