千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

サケ(サーモンパーク千歳編)

<編集履歴> 2022年10月24日公開

 

 今回は千葉県袖ケ浦市の生物ではなく、北海道はJR千歳駅の北方約1kmほどにある道の駅サーモンパーク千歳で見られた遡上中のサケの群れの様子を紹介しよう。

 ここでは千歳川を堰き止め、インディアン水車で遡上してくるサケを捕獲しては採卵・採精し、人工授精させて種苗生産へとつなげている。訪問したのは2022年10月22日15時50分ごろ。この日の日没時間は16時50分ごろで、すでに薄暗くなっている時間帯だった。堰止められた川幅40m、長さ50mほどのエリアには遡上してきたサケが密集して泳いでいるのだが、その光景は壮観というしかない。SNSなどには動画も多数投稿されているので探していただきたいが、何もよりも現地に行って、自分の目で見ることを検討していただきたいと思う。

前書きはこのくらいにして写真紹介、行ってみよう!

写真1 川岸の護岸を乗り越えようとジャンプするサケ。魚体のブレを少なくするため、ISO感度を1600~3200程度に上げ、シャッター速度をできるだけ早く(1/640~1/800秒)して撮影する。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO3200, 1/800秒, f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

写真2 川岸の護岸を乗り越えようとジャンプするサケ(その2)。ジャンプした後に魚体がどちらを向くのか分からないが、こちらに側面を見せてくれた時が絵になる。背中を向けられると黒い棒のようにしか写らない。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO1600, 1/640秒, f=5.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

写真3 堰き止めた千歳川。右側が上流、左側が下流石狩川と合流し、日本海(石狩湾)に注ぐ。堰の下流側には多くのサケが集まっており、波立っている。いくつか背びれも見える。また堰の簀子の上には飛び跳ねるサケの姿も確認できる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO800, 1/250秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

写真4 橋の上から見下ろしたサケの魚群。全長60~90cm程度だろうか。70~80cm程度のものが多いような感じであった。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO1600, 1/250秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

写真5 時折、川面が盛り上がって一度に数尾~十尾程度のサケの背中が見える。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO3200, 1/400秒, f=8.0。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

写真6 橋の上からみたサケの魚群(その2)。約400mほど下流のサーモン橋まで行っても、相当数の群れを見ることができた。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO3200, 1/320秒, f=6.3。手持ち撮影、トリミングあり。2022年10月22日、北海道千歳市サーモンパーク千歳、インディアン水車脇

 

 訪問時は現地到着時間が遅く、日没が迫っていたため、川底を観察できる水族館には入館していない。できることならば光のある日中に川底からの観察もしてみたい場所だ。

以上