千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

シンガポールで見た生物

<編集履歴> 2023年9月23日公開

 

 シンガポールの街中では衛生対策が進んでいるためか「東南アジアなのに」病原体の媒介するような蚊などの小さな虫をほとんど目にしない。虫がいなければそれを捕食するクモやトカゲなどの肉食性の生物も「あまり」目にしない。だけど、これらの小さな生物が全くいないというワケではない。何度かシンガポールを訪問しているが、各地で見かけた生物をまとめてみた。

写真1 薄暗い林の中でやや金属質の高い音で「キーィ、キーィ、キーィ」という感じで声で鳴いていた全長30mm程度の小さなセミ(種名不明)。警戒心が強いのか、見かけることは多いのだが、近づくと逃げてしまい、撮影できたのはこの一匹だけだった。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年09月11日、
Bukit Timah Nature Reserve Hindhede, Singapore, 0840am頃撮影

 

写真2 大樹の根元に止まっていた全長35~40mm程度の小さなトンボ。(種名不明)。先に現地の子供たちがみつけていなかったら気づかなかった。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年09月11日、Bukit Timah Nature Reserve Hindhede, Singapore, 0900am頃撮影

 

写真3-1, 3-2 2枚ともどうやら同じ種類のカタツムリ(種不明)のようだ。共通データ:EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年09月11日、Bukit Timah Nature Reserve Hindhede, Singapore, 0900am頃撮影

 

写真4 街中ではあまり見かけないナメクジ(種不明)もいる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125秒, f=7.1。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年09月11日、Bukit Timah Nature Reserve Hindhede, Singapore, 0900am頃撮影

 

写真5 写真1~4を撮影したのはBukit Timah Nature ReserveのHindhede Quarry周辺だ。MRTダウンタウン線のBeauty World駅から徒歩15分程度で行ける。都会に疲れたら足を延ばしてみよう。訪問時に写真は撮れなかったがリスが林の中を駆け抜けていくのを目撃している。EF18-55mmF3.5-5.6 IS STM, ISO400, 1/80秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングなし。2023年09月11日、Hindhede Quarry, Singapore, 0800am頃撮影

 

写真6 先に「街中では”あまり”生物を見かけない」と書いたが、この写真のような80cmほどのオオトカゲが川の脇を歩いていたりする。見ている間に50~80mほどの川を泳いで渡っていった。なおシンガポール都市部の川沿いに数グループのカワウソが生息していることが知られており、日本国内でもTV番組などで取り上げられている。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO800, 1/160秒, f=7.1。手持ち撮影、トリミングあり。2020年02月13日、MRT東西線Kallang駅付近にて1700pm頃撮影

 

写真7-1, 7-2, 7-3 Paya Lebar空軍基地脇にある空軍博物館を訪問した際にバス停の脇の街路樹にいたトカゲ。最下段の1枚は虫(甲虫)を捕らえて食べているトコロ。共通データ:EOS40D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125~1/250秒, f=9.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2015年10月3日、空軍博物館脇のバス停にて上2枚は1420pm頃、下一枚は1130am頃撮影。蛇足ながら「地球の歩き方2023-24」にはシンガポール空軍博物館の所在地はおろか、その存在すら記載されていない。気になる方はこちらを参照ください。

シンガポール空軍博物館 - 用廃機ハンターが行く!

 

以上