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蒲原鉄道の保存車両

<>編集履歴> 2023年06月06日公開

 

 蒲原鉄道蒲原鉄道線(かんばらてつどうせん))は新潟県加茂市の加茂駅から中蒲原郡村松町(現在の五泉市)を経由し、五泉市五泉駅までを結んでいた鉄道路線だ。1985年(昭和60年)4月に加茂 - 村松間の17.7kmが廃止となり、村松 - 五泉間のわずか4.2kmの路線が残されていたが、1999年(平成11年)10月に全線が廃止された。

 私が蒲原鉄道を訪問したのは大学(学部)を卒業した頃で、この時はすでに村松五泉間のみとなっていた。風情のある旧型車両はモノクロネガとポジで撮影しているが、当面はこれをスキャンして掲載する予定は無い。代わりに沿線各地に残された車両の一部を撮影しているので、これらを紹介する。

 

【モハ41】

1954年に製造された半鋼製電動車で全線廃止まで在籍していた車両。五泉市総合会館裏手(交通公園)に置かれている。JR磐越西線北五泉駅から歩いて20分ほどだ。訪問時にはかなり荒れていたが、CFで資金を募り2023年3月25日に再塗装が完了した。

写真1-1 モハ41。右側の尾灯が無くなっている。(2022年7月28日)

 

写真1-2 モハ41。(2022年7月28日)

 

【モハ51】

 1923年(大正12年)7月製造され、1930年(昭和5年)に改造されている。蒲原鉄道の部分廃止の際に廃車となり、JR磐越西線馬下駅から2kmほどの安田民俗資料館(休館中)に置かれている。休館中というものの事実上は閉鎖されているため、車両は荒れ放題。このまま朽ち果ててしまうのではないだろうか。

写真2-1 旧館中の安田民俗資料館に置かれたモハ51。(2022年7月28日)

 

写真2-2 このまま朽ち果ててしまうのだろうか。(2022年7月28日)

以上