千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

セセリチョウの仲間

<編集履歴> 2023年6月10日公開、2023年6月11日見直し更新(第1回目、記載内容見直し)

 

 セセリチョウの仲間とはチョウ目セセリチョウ上科セセリチョウ科に分類される12~15mm程度の小型のチョウの総称で「**セセリ」という標準和名が付けられている(「**セセリチョウ」と「チョウ」が最後に付いた名前のものはいない)。Wikipediaによるとセセリチョウ上科はセセリチョウ科のみが属する単型であり、7亜科、567属、4,000種に分類され、7亜科のうち2亜科はいくつかの族に分けられる (Warren et al. 2008, 2009)というが、この発表が15年前のものなので、今ではもう少し増えているかもしれない(一説には約5,000種という)。種のうち半分以上は南米産で、日本には4亜科37種がいるとのこと。

 袖ケ浦市でも数種類が飛び回っているが、小さく撮影しづらいのであんまり撮影はしていない。画像を残しておけば、そこそこ種類が同定が可能となり「市内(散歩コースの範囲内)では**セセリが多く見られる」と書けるのだが、そこまでは全く至っていない。本Blogでは当面の間、見かけたセセリチョウ全てを本記事にまとめておく。

 

イチモンジセセリ

おそらく近所で最もよく目にするセセリチョウだが、あんまり撮影はしていない。

写真1-1 イチモンジセセリ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/200秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年8月30日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

キマダラセセリ

 おや?いつも見かけるヤツとは色合いが違うな。記録しておくか。そんな感覚で撮影したので、市内(私の散歩コース)ではマイナー種かもしれない。

写真2-1 キマダラセセリPentax Optio WG-1, ISO400, 1/400秒, f=5.3。手持ち撮影、トリミングあり。2013年6月9日、東京都杉並区

 

写真2-2 キマダラセセリ。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/160秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2023年6月6日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

【種名不明(チャバネセセリか?)】

 色がいつもとは異なるなぁ。これは撮っておかなくっちゃ!という感じで撮影したので、おそらく多分きっと市内(私の散歩コース)ではレア種だと思う。

写真3-1, 3-2 種名不明。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO200, 1/250秒, f=9.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年4月9日、千葉県袖ケ浦市久保田

 

以上