<編集履歴> 2021年9月30日公開、2023年3月13日見直し更新
袖ケ浦市を走るJR内房線の長浦駅周辺(私の散歩コース)ではオオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの四種類を確認している。その発見頻度は年によって異なるし、感覚的なものではあるが概ね次のような感じだろうか。
2020年:オオカマキリ40%、ハラビロカマキリ50%、コカマキリ10%未満(オオカマキリには数%程度の割合でチョウセンカマキリを含むものと考えている)
2021年:オオカマキリ75%、ハラビロカマキリ20%、チョウセンカマキリ4%、コカマキリ1%未満(ハラビロカマキリの発見頻度が極端に落ちている)
2022年:オオカマキリ96%、ハラビロカマキリ2%、チョウセンカマキリ1%、コカマキリ1%未満(昨年に引き続きハラビロカマキリの発見頻度が極端に落ちている。)
写真1 前脚の付け根がオレンジ色でないことからオオカマキリと分類する。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=10。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年9月27日、千葉県袖ケ浦市蔵波
なおオオカマキリとチョウセンカマキリの識別については2020年秋には成虫の後翅の色のみ確認していたが、大部分が黒紫色のオオカマキリであった。唯一、10月21日になって初めて後翅が透明なチョウセンカマキリを見ることができた。2021年秋には胸と後翅の色を同時に確認するように心がけたが、それでもオオカマキリ10匹の発見に対してチョウセンカマキリ1匹未満という感じだ。
コカマキリは私の散歩コースで見つけることは稀であり、シーズン中に発見する個体が数匹程度というレベルが続いている。2022年はトゲナナフシよりも見つけることができなかった。
オオカマキリは2005年前後にあまり見かけなくなった時期があったが、2022年は見つけたカマキリのほとんど全てがオオカマキリという状況となった。
それぞれの種類についての詳細な話は次の各記事を参照願います。
1. オオカマキリ
オオカマキリ(一部にチョウセンカマキリを含む) - 千葉県袖ケ浦市周辺の生物など
2. チョウセンカマキリ
3. ハラビロカマキリ
4. コカマキリ
最後に外来種のムネアカハラビロカマキリはまだ確認していない。
http://www.bdnagoya.jp/creature/pdf/170602_konchurui_kaisetsu.pdf
以上