千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

ウスバキトンボ

<編集履歴> 2022年7月8日公開

 

 ウスバキトンボ Pantala flavescensは全体が薄橙色で胴部の背側に黒い縦筋が入った隊長5cm、翅の長さが4cmほどの中型のトンボで、全国どこでも見られるという。分類上はトンボ科ウスバキトンボ属なので主にアカネ属のトンボのことを指す「アカトンボ」の種類ではないが、赤色・紅色・橙色系のトンボをひっくるめた文学的表現としての「赤とんぼ」(赤は漢字、とんぼは平仮名)に含まれることがある。本Blogでも「見た目は赤~オレンジ色系統なので」、「赤とんぼ」の仲間に入れて話を進めることがある。

 さて全国どこでも見られるトンボとのことだが、私自身は屋外でトンボの識別・分類を行うほどに目が肥えていない。撮影後にしばらく図鑑を眺めてから「きっとコイツに違いない」と判断しているレベルなので、袖ケ浦市内で初夏から晩秋にかけて飛び回る「薄橙色のトンボ」のうち、どれほどがウスバキトンボであるかはわからない。きっと「数多く見られる」レベルなのだろう。「(袖ケ浦市には)こんなトンボもいるよ」という程度の紹介とさせていただく。

写真1,2 ウスバキトンボ(同一個体)。EOS70D,  EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/125秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミングあり。2021年9月13日、千葉県袖ケ浦市蔵波

以上