千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

クロアゲハ

<編集履歴> 2022年7月13日公開 日没直後の公園にて「茂みの暗闇の部分がなんだかおかしいな?」と顔を近づけていくと、目の前に横幅が10cm程度のクロアゲハPapilio protenorが翅を広げて休んでいたことに気がついてドッキリした。暗い所にいた黒い体色の個体…

アカボシゴマダラ

<編集履歴> 2022年7月12日公開 アカボシゴマダラHestina assimilisは翼を広げると55mm程度になる比較的大型のタテハチョウの仲間だ(タテハチョウの仲間ということは脚2本が退化しており、4本しかないように見えるということだな)。ベトナム北部から中国、…

虻(アブ)

<編集履歴> 2022年7月8日公開 これまでは「虻蜂撮らず」という状況だったので知見は無い。 「なかなか良い写真が撮れた」ので紹介しておく。 適当な文章が思い浮かぶまではWikipediaでも読んでいていください。 写真1 アブの仲間。EOS70D, EF70-200mmF4L IS …

オオシオカラトンボ

<編集履歴>2022年7月8日公開、2022年7月12日見直し更新(第1回目、写真追加) 袖ケ浦市内ではシオカラトンボとオオシオカラトンボOrthetrum triangulare melaniaが同じエリアに生息している。 シオカラトンボ(雄)とオオシオカラトンボ(雄)の識別点は「目…

シオカラトンボ

<編集履歴> 2022年7月8日公開 シオカラトンボOrthetrum albistylum speciosum全国各地で見られる中型のトンボ。袖ケ浦市では5月頃から11月ごろまで見ることができる。雄は青灰色で成熟すると白い粉を吹く。未成熟の雄と雌はくすんだ黄色に黒い紋様がある「ム…

ウスバキトンボ

<編集履歴> 2022年7月8日公開 ウスバキトンボ Pantala flavescensは全体が薄橙色で胴部の背側に黒い縦筋が入った隊長5cm、翅の長さが4cmほどの中型のトンボで、全国どこでも見られるという。分類上はトンボ科ウスバキトンボ属なので主にアカネ属のトンボのこ…

【旭山動物園】マガモ

<編集履歴> 2022年6月30日公開、2022年7月1日見直し更新(第1回目、文章見直し) 北海道旭川市の旭山動物園に行くと飼育池ではマガモの雛が数羽遊んでいた。 かわゆい~♪ 見ていて飽きないですね。癒されます。 「カモの雛」というと「カルガモの雛」が有名…

エゾハルゼミ

<編集履歴> 2022年6月29日公開 北海道は富良野駅周辺で列車の待合わせのために時間潰しをしていた時のこと。発車まであと10分という時になって駅脇の小公園で見つけた全長35mm程度のエゾハルゼミTerpnosia nigricosta 。Wikipediaや写真検索を行うと腹の部分…

【旭山動物園】シンリンオオカミ

<編集履歴> 2022年6月29日公開、2022年12月31日見直し更新(第1回目、写真追加) 北海道旭川市の旭山動物園には数頭のシンリンオオカミCanis lupus ssp(英名:Timber Wolf)が飼育されており、アイヌ語の名前が付けられている。 写真1 2022年6月に訪問した…

【旭山動物園】ジェンツーペンギン

<編集履歴> 2022年6月29日公開 ジェンツーペンギン(Gentoo penguin、学名はPygoscelis papua)の体長は50~90cm程度、体重5~8.5kgほどで、ペンギン18種類の中ではコウテイペンギン、キングペンギンに次いで3番目に大きいペンギンだ(オスの方がメスよりや…

ノビタキ

<編集履歴> 2022年6月29日公開 音威子府駅で列車を待つ間は生物撮影。 ノビタキSaxicola torquataがいました。 頭と背中が黒いのが雄、褐色個体は雌です。最短距離で6~7m程度まで近寄ることができましたが、相手は13cm程度の小鳥。小さい、小さい。 掲載写…

ルピナス(ノボリフジ)

<編集履歴> 2022年6月29日公開 4月~7月初旬ごろにかけて北海道を旅行すると線路脇や空き地など、どこでも見られるルピナス(ノボリフジLupinus polyphyllus)の花。でも移動途中の慌ただしい中で「絵になる」ような位置にあり、絶妙な光線加減であり、綺麗…

タコノマクラの仲間

<編集履歴> 2022年6月18日公開、2023年6月7日見直し更新(第1回目、見直し実施) 内房の海岸に打ち上げられている白色円盤状の「貝殻」。 いや、内房に限らず全国で見つけることができるのですけどね。 これらは一般には「貝殻」と称されるけれど、タコノマ…

ビロードハマキ

<編集履歴> 2022年6月18日公開 昆虫写真(生物写真)をそこそこ真剣に撮り始めて3シーズン目。 かなり目が肥えてきたように思っているのだが、それでも”新種”の発見が相次いでいる(笑)。先日みつけたコイツはなぁに? 写真1 頭を下向きにして止まっている…

オオトビモンシャチホコ

<編集履歴> 2022年5月28日公開 公園に行くと植樹が丸坊主になっており、その枝の先端には全長25~30mm程度の頭の黒い毛虫が数匹固まっていた。 思わず”うわぁぁっ!”と声を上げそうになる光景だが、この3シーズンほどで目が肥えてきたようだ。毛虫の形態から…

ヤマガラ

<編集履歴> 2022年5月28日公開 山雀と書いてヤマガラと読む。学名は(本Blog程度の内容ではワザワザ記すほどではないと思っているのだが、一応書いておくと)Sittiparus variusだ。スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属の鳥で、その分類通り「スズメの仲間」で…

セッカ

<編集履歴> 2022年5月28日公開 大阪府八尾市にある八尾空港は小型機やヘリコプターの空港だ。東端には陸上自衛隊駐屯地もあるが滑走路に沿った南側はフェンスも低く、ヒコーキを眺めるのに適している。2022年5月中旬にはワケあって現地を訪問し、2時間半ほど…

サワガニ(市内各地、その他)

<編集履歴> 2022年05月09日公開、2024年02月02日見直し更新(第8回目、C12点消滅) 千葉県袖ケ浦市内の内陸部、おおむね国道16号線より陸側にはサワガニが生息している。この記事では別記事の「定点観察場所」以外の場所でみつけたサワガニの様子を紹介しま…

ウマビル

<編集履歴> 2022年5月7日公開 ウマビルWhitmania pigraは袖ケ浦市内の田んぼやその周辺の水路で見つけることができる。田んぼに水を張ってある5月頃から7月末頃までが見つけやすい時期だが、川の中までしっかりと探すなら秋口頃までは見られることだろう。夕…

ゾウムシ(シロコブゾウムシ)

<編集履歴> 2022年5月6日公開 ゾウのように鼻が長いことが名前の由来となったゾウムシ。 これでもコウチュウ目(鞘翅目)カブトムシ亜科(多食亜目)に属する昆虫なので「カブトムシの仲間」だ。Wikipediaによると日本だけで1,000種、世界中には6万種ほどが…

空から見た葛西臨海公園

羽田空港を離陸して北に向かう飛行機に乗ると、飛行ルートによっては葛西臨海公園が良く見える時がある。どの便がどのコースを通るのかはその時々の状況によって変わるので「賭け」ではあるが、窓際席に座ることができたならカメラを構えていよう。 「機窓よ…

アオダイショウ

<編集履歴> 2022年04月16日公開、2023年09月31日見直し更新(第4回目、目撃情報追加) 袖ケ浦市に引越してきたのは1994年だが、コロナ禍となった2020年春ごろより生物の写真撮影をいくぶん真剣に始めるまでアオダイショウをマトモに見た記憶はほとんど無い。…

ナナフシモドキ(その3、2022年度対応版)

<編集履歴> 2022年4月16日公開、2022年11月19日見直し更新(第5回目、2022年シーズンまとめ実施) <2022年4月16日> ナナフシモドキを見つけてから3シーズン目。 今シーズンは孵化直後の幼虫をみつけるぞ!と思っていたのだが、さまざまな事情が重なり、観…

あっ!訪問カウント記録を消しちゃった!!

<編集履歴> 2022年4月16日公開 2022年4月16日(土)の昼前。 うっかりして4,000人訪問御礼の記事を消してしまった。記事内には訪問カウント1,000件ごとの記録もあったのだが・・・。カウント数は気にしていないと言っているものの記録としては少々残念なことを…

ムラサキシジミ

<編集履歴> 2022年3月30日公開 恐らくムラシキシジミ。 写真1 恐らくムラサキシジミ。ピントは眼に合わせるのがセオリーだが翅に合焦してしまった。撮り直す間もなく飛び去ってしまった。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/250秒, f=8.0。手持ち撮影…

ミドリシジミ(もしくはクロミドリシジミ)

【編集履歴】 2022年3月30日公開 ミドリシジミかクロミドリシジミだと思われるが、私自身の目では識別ができないでいるシジミの仲間。 写真1 ミドリシジミかクロミドリシジミと思われる。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO200, 1/160秒, f=8.0。手持ち撮影…

ムスカリ

<編集履歴> 2022年3月30日公開 3月から5月頃にかけて紫色のブドウの房のような小さな花をつける野原の植物ムスカリMuscari sp.。「紫色の」と書いたが、白色やコバルト色の品種もあるそうなので、ここでの学名は総称としてMuscari sp.としておく。園芸種とし…

ベニシジミ

【編集履歴】 2022年3月30日公開 国内で見られるベニシジミLycaena phlaeas daimioは、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ベニシジミ属に分類される。全国で春から秋まで見られる体長15mm程度、翅を開くと30mm程度の紅色の小型のチョウだ。その学名が示す通り…

クロベンケイガニ

<編集履歴> 2020年03月18日公開、2023年06月15日見直し更新(第4回目、コメント追加) 袖ヶ浦市の沿岸部にある水路の壁面や土手には甲幅35mmを超えるような比較的大きなクロベンケイガニが何匹もいる。早朝や夕方、暗い曇りの日の日中などには姿を見せること…

エビガラスズメ

<編集履歴> 2022年2月19日公開 エビガラスズメAgrius convolvuliはスズメガの仲間(チョウ目スズメガ科)で、大きなイモムシとなる。最大で7~8cm程度だろうか。食草はヒルガオ科の植物、すなわちサツマイモやアサガオ、ヒルガオなどだ。モリモリ食べるの…