千葉県袖ケ浦市周辺の生物など

千葉県袖ケ浦市や内房エリアの動植物のお話など。鉄道やヒコーキもあります。

バンドウイルカ@太地町立くじらの博物館

<編集履歴> 2023年1月8日公開、2023年3月21日見直し更新(第1回目、写真追加) 太地町立くじらの博物館では入江を仕切ったうえで生け簀を設けてイルカを飼育している。土砂降りや台風の時などは見学するつもりもないが、普通に訪問すると生け簀のすぐ脇にま…

ゴンドウクジラ@太地町立くじらの博物館

<編集履歴> 2023年1月6日公開 太地町立くじらの博物館では入江を仕切ってクジラやイルカを飼育しており、自然な感じでクジラやイルカの写真を撮れるのでお気に入りの博物館だ。 太地町立くじらの博物館 この記事では2022年8月1日に訪問した際に見ることので…

【旭山動物園】ホッキョクグマ

<編集履歴> 2022年12月31日公開 地球温暖化の影響で生息地の氷が解け、このままでは餌場が減少して絶滅に至るのではないかと危惧されているホッキョクグマ。絶滅へのプロセスについては諸説あるけれど、とりあえず一つを張り付けておく(本記事では詳細を述…

カンザシゴカイの仲間

<編集履歴> 2022年12月24日公開 本記事ではホントのカンザシゴカイ科のことではなく、「キレイな鰓冠を出しているゴカイの仲間」を「カンザシゴカイの仲間」と称して掲載する。生物学的なお話ではなく、「水族館でこんな写真が撮れたよ~!」という写真紹介…

ワカバグモ

<編集履歴> 2022年11月30日公開 ワカバグモOxytate striatipesは体長10~13mm程度になる小さな緑色のクモで、袖ケ浦市内ではどこでも見られる。それもそのはずでロシア極東沿岸から韓国、中国。国内では北海道から九州、屋久島まで分布している。さらに大抵…

ヤマトオサガニ

<編集履歴> 2022年11月28日公開 国内各地の干潟に見られるヤマトオサガニMacrophthalmus japonicus。袖ケ浦市でも海岸沿いのわずかな干潟や干潮時に水底の出てくるような水路の泥の堆積部分で3月頃から10月末頃まで見ることができる。横に長い長方形の甲羅を…

アシハラガニ

<編集履歴> 2022年11月27日公開 アシハラガニHelice tridensは本州以南から朝鮮半島、中国東沿岸から香港あたりまでの干潟に生息する成体で甲幅30mm程度になる青灰色のカニだ。 袖ケ浦市沿岸部に注ぐ河川の河口付近の干潟や芦原で3月中旬ごろから11月初旬ご…

コガネグモ

<編集履歴> 2022年11月24日公開、2022年11月27日見直し更新(第1回目、文書見直し) 袖ケ浦市で見られる「黄色と黒の縞模様」を持ち、「網を張る」クモはおおむね三種類いる。コガネグモ、ナガコガネグモ、ジョロウグモだ。 コガネグモArgiope amoenaに関す…

ジョロウグモ

<編集履歴> 2022年11月24日公開、2022年11月26日見直し更新(第1回目、文章見直し) 袖ケ浦市で見られる「黄色と黒の縞模様」を持ち、「網を張る」クモはおおむね三種類いる。コガネグモ、ナガコガネグモ、そして本記事で紹介するジョロウグモだ。 ジョロウ…

アシダカグモ

<編集履歴> 2022年11月22日公開、2023年06月01日見直し更新(第1回目、写真追加) アシダカグモHeteropoda venatoriaは室内でゴキブリを捕まえるくらいに素早く動き回る、長い脚を持つ徘徊性のクモだ。体長(頭の先からお尻の先まで)は2cm程度だが、足を広…

シャチホコガ

<編集履歴> 2022年11月22日公開 パッと見た目は「崩れた星のような形」と言うか、「変形六角形」というか。シャチホコガStauropus fagiの成虫は前翅の左右に後翅をはみ出させてとまることが多いという。だけどネット上にある写真では「そうでない、普通に三…

ヒサゴクサキリ

<編集履歴> 2022年11月20日公開 2022年の夏の夜、ふと窓を見ると体長50mm程度のやや大型のバッタが頭を下にして止まっていた。撮影して調べてみると、どうやら背中にヒサゴ(ひょうたん)型のあるヒサゴクサキリPalaeoagraecia luteaのようだ。顔に緑色の紋…

ヌマガエル

<編集履歴> 2022年11月20日ツチガエルのタイトルで公開、2023年3月13日見直し更新(第1回目、タイトルをヌマガエルに変更し、記載内容見直し) 本記事は当初「ツチガエル」として書いていたが、読者指摘に基づいて見直した結果、2023年3月13日に「ヌマガエル…

シュレーゲルアオガエル

<編集履歴> 2022年11月19日公開、2023年06月06日見直し更新(第1回目、見直し実施) 本州の大部分にいる「全身が緑色のカエル」は三種類と言われている。ニホンアマガエルとモリアオガエル、そしてこの記事で紹介するシュレーゲルアオガエルRhacophorus schl…

ウスキツバメエダシャク

<編集履歴> 2022年11月7日公開 ウスキツバメエダシャクは全身が白色の地で翅に2本の薄茶色の筋の入った綺麗なガだ。止まっている時の長さ(体長)は40mm程度、横幅は50mm程度といったところだろうか。近縁のコガタツバメエダシャクは一回り小さく、前翅の先…

北海道の保存車両(SL編)

<編集履歴> 2022年10月25日公開、2023年06月06日見直し更新(第1回目、写真追加) ここでは北海道旅行の際に目にしたSL保存車両の様子を紹介する。 自称「撮り鉄」の端くれであり、また「乗り鉄」「青春18キッパー」でもあるが、北海道にある保存・展示車両…

【旭山動物園】キングペンギン

<編集履歴> 2022年10月25日公開 北海道旭川市の旭山動物園ではイワトビペンギン、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギンの四種を見ることができる。冬季に行われる「雪の中でのペンギンの行進」で(絵になるために)有名なのはこのキング…

ベニテングタケ

<編集履歴> 2022年10月25日公開 昔話や童話の挿絵に出てくる代表格のような色と形の毒キノコ、ベニテングタケAmanita muscaria。キノコの分類ができない私でさえも一目で分かる。Wikipediaによると「主に高原のシラカバやマツ林に生育し、針葉樹と広葉樹の双…

サケ(サーモンパーク千歳編)

<編集履歴> 2022年10月24日公開 今回は千葉県袖ケ浦市の生物ではなく、北海道はJR千歳駅の北方約1kmほどにある道の駅サーモンパーク千歳で見られた遡上中のサケの群れの様子を紹介しよう。 ここでは千歳川を堰き止め、インディアン水車で遡上してくるサケを…

ブルーインパルス

<編集履歴> 2022年10月13日公開、2023年12月24日見直し更新(第3回目、写真追加) 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム、通称「ブルーインパルス」。 各地で撮影で撮影してきたものをまとめて紹介してみようと思う。 ただしユルユルと少しづつアップデートし…

キノコ(その2、樹木に直接生えるもの・柄の無いもの)

<編集履歴> 2020年10月14日公開、2023年3月21日見直し修正(第3回目、写真追加) キノコの分類はまだ十分にできていないので、傘と柄がある「一般にいうキノコらしいキノコ」を「キノコ(その1、キノコらしいキノコ)」にまとめ、樹木から直接生えるている…

ジャコウアゲハ

<編集履歴> 2022年8月26日公開、2023年5月16日見直し更新(第1回目、写真追加) 【2022年8月22日、千葉県袖ケ浦市】 近所の公園でヒラヒラと舞っていた黒色系のアゲハチョウ。褪色したクロアゲハかカラスアゲハだろうか?・・・などと思いながら、止まったとこ…

ハリガネムシ

<編集履歴> 2022年8月24日公開 近所の水路を眺めていたら長さ20~25cm程度、太さ1~2mm程度のヒモ状のものが流れてきた。水底の枝に絡まるでなく、伸びたり輪になったり・・・。おおっ?ハリガネムシ(Gordioidea sp. ? horsehair worm )ではないか?! 写真で輪…

イタチ

<編集履歴> 2022年8月22日公開 国内各地で鉄道やヒコーキの写真を撮っていると、脇の畑や田んぼのあぜ道で見かけることの多い小型の哺乳類、イタチ。遠目に見ることが多いので大きさはかなりアバウトだが、頭の先端から尻尾の先までで40~70cm程度だろうか。…

サザエの学名

サザエの学名に関するお話です。 これはなかなか面白いので自分の備忘録として紹介。 日本で当たり前に食べられている『サザエ』、実は学者の思い込みや勘違いの連続で、学名すら付けられてない新種だった - Togetter 以上

トノサマガエルとダルマガエル

<編集履歴> 2022年8月13日公開 1970年初頭ごろの東京・杉並区の子供の頭には「地が茶色で頭から尻にかけて1本の緑色の筋が走り、また目の後ろの両対側にも筋の走る、黒いまだら模様があるカエル」は全て「トノサマガエル」であった。現代の知識から振り返る…

ガガンボの仲間

<編集履歴> 2022年7月17日 カを数倍~数十倍大きくしたような昆虫で世界中に分布しているという。 あえて撮影しようとは思わない生物の一つかもしれない。 あまり細かいことは調べていないので、当面は写真紹介だけにしておく。 写真1,2 ガガンボの仲間。写…

ガの仲間(未同定その1)

<編集履歴> 2022年7月17日公開 そろそろ今年もアブラゼミが鳴きだすハズ、と公園の桜の樹を眺めていて見つけた全長30mm程度のガの仲間。 写真1,2 種不明。EOS70D, EF70-200mmF4L IS USM, ISO400, 1/160秒, f=8.0。内蔵ストロボ発光、手持ち撮影、トリミング…

蝶と蛾について

<編集履歴> 2022年7月17日公開 紹介している写真が増えてきたので、これまでは「蝶と蛾」を一つのカテゴリーでまとめていたものを「蝶の話」「蛾の話」に分けることにした。 では蝶と蛾の違いとは何か? 日本国内には「約270~300種程度の蝶」と「5500種程度…

クロアゲハ

<編集履歴> 2022年7月13日公開 日没直後の公園にて「茂みの暗闇の部分がなんだかおかしいな?」と顔を近づけていくと、目の前に横幅が10cm程度のクロアゲハPapilio protenorが翅を広げて休んでいたことに気がついてドッキリした。暗い所にいた黒い体色の個体…